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2018年2月26日

20180221_02.jpg平成30年2月21・22日に岡山市のホテルグランヴィア岡山にて日本臨床矯正歯科医会大会が開催されました。大会テーマは「温故創新-矯正歯科臨床の未来を拓く-」ということで、臨床セミナー、招待講演、会員発表、ブレーススマイルコンテスト表彰式、スタッフプログラム等が開催され、多く会員、会員診療所スタッフが参加されました。

今回の大会では、来年の神奈川大会の事務局長として大会連絡会に出席する予定もあり、前日より岡山入りし、会議にて神奈川大会の準備の進捗状況について説明いたしました。 岡山に来るのは三十数年ぶりでしたが、駅前には商業ビルやホテル、ショッピングセンターが立ち並び、以前とはかなり街の様相が変わっていました。

開会式の直後にアンコール賞を受賞した会員発表として神奈川支部の鎌田秀樹先生よる「上顎犬歯による前歯歯根吸収の回避方法についての神奈川支部アンケート調査」の講演が始まり、それに続きアンコール賞受賞講演2題、企業プレゼンテーションがあり、午後からはブレーススマイルコンテスト授賞式が開催されました。

20180221_04.jpg臨床セミナーでは「骨格性上顎前突の早期治療について考える」というテーマで、野村 聡会員により診療ガイドラインについての解説があり、本部学術委員の高橋滋樹会員により「骨格性上顎前突の早期治療について考える-下顎遠心咬合の早期治療法に関する比較検討-」と題して、ヘッドギアとバイオネーターによる成長期の骨格性上顎前突に対する効果について講演されました。

招待講演ではTaiwan Orthodontic SocietyのCheng-Ting Ho先生が「Treatment of horizontally impacted mandibular second molars」と題し、下顎第2大臼歯の埋伏、萌出不全に対する治療法について講演され、Korean Society of OrthodontistsのChong-Ook Park先生が「Effective treatment strategies to optimize skeletal class III open bite malocclusion with maxillary constriction」と題し、開咬を伴う骨格性下顎前突治療に関する講演をされました。学会初日の夜には学会場内のホテルにて懇親会が催され、多くの会員の先生方や賛助が会員の方々が参加し、料理に舌鼓を打ちつつ、親交を深めていました。

20180221_01.jpg翌日は、午前中は臨時総会、会員協議会があり、本会の事業計画や新たな専門医制度の構築、会員増強等に関して活発な質疑応答がなされました。プログラムの最後には、支部企画として臨床セミナーがあり、「私の矯正歯科臨床を振り返って」と題し、浅井保彦会員により日本矯正歯科学会の認定医制度、専門医制度が構築されるまでの歴史等について、花岡 宏会員により50年の臨経床験を振り返って感じたことについて講演していただきました。

20180221_03.jpg閉会後、家族やスタッフのためにきび団子や大手まんじゅうなど岡山名産のお土産を買いこみ、新幹線にて帰宅の途に就きました。




2017年11月20日

東京矯正歯科学会秋季セミナー 平成29年11月16日に有楽町朝日ホールにて東京矯正歯科学会秋季セミナーが開催されました。今回のテーマは「開咬に対するアプローチ」ということで、足立 敏先生、宮澤 健先生、大村 進先生、亀井和利先生の4名の先生方に講演していただきました。

 足立 敏先生は「開咬症例における垂直的問題点の診断」というテーマで、開咬症例の詳細な診断および治療計画の立案のためには顎関節の垂直的な精査が必要であり、下顎頭の関節窩内における3次元的な位置の計測、顎関節の骨の形状、関節円板の位置などの画像診断を行う。そのうえでスプリントを用いて、下顎頭の位置や骨の性状の改善を図る。前歯部開咬症例では、潜在的な垂直的問題点が存在することも多いため、良好な治療結果を獲得するためには顎関節における垂直的な問題点の改善が必要と解説されました。

 次に宮澤 健先生が「開咬症例に対する治療メカニックス」というテーマで、IBSを用いて顎間牽引を行った症例やOAS+AGPBにて上顎大臼歯を圧下し前歯部被蓋を改善した症例について解説されました。

東京矯正歯科学会秋季セミナー そしてさいとう矯正歯科医院の外科矯正の患者さんの治療でいつもお世話になっている横浜市大附属市民総合医療センター歯科・口腔外科・矯正歯科診療教授の大村 進先生の講演は「MAC Surgeryによる開咬へのアプローチ」と題し、下顎を直接手術することなく上顎の後上方移動により下顎のautorotationを誘発し、vertical dimensionをコントロールする術式についてのお話でした。

 最後の講演は、横浜労災病院顎口腔機能再建外科部長の亀井和利先生が「形態、機能、審美、生理を考慮した開咬治療」というテーマで、下顎頭の変形をきたすような顎関節症状を有する症例などの治療についてお話するとともに、顎矯正手術において顎位の安定化や顎関節に対する配慮を含めた骨切り法の術式について解説されました。

 今日のセミナーも明日の臨床にとってとても有意義な内容の講演でした。

2017年10月24日

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 平成29年10月18・19・20日に札幌市のロイトン札幌、さっぽろ芸文館、札幌市教育文化会館にて日本矯正歯科学会学術大会が開催されました。大会テーマは「知の蓄積と技との関連」ということで、臨床セミナー、招待講演、特別講演、特別シンポジウム、ラウンドテーブルディスカッション等が開催され、多く会員が参加されました。

今回の学術大会では、専門医資格更新のための症例審査を受ける予定もあり、私は大会前日より札幌入りしていました。この時期の札幌はやはり首都圏よりは気温はかなり低めであり、朝夕外出時はコートを着ていないと凍えてしまいます。

臨床セミナーでは「埋伏歯の診断と治療」というテーマで、北海道大学大学院歯学研究科口腔医学部門口腔機能学分野歯科矯正学教室特任教授 飯田 順一郎先生と日本臨床矯正歯科医会会長 稲毛滋自先生が講演されました。

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特別講演1ではテキサスA&M大学歯学部歯科矯正学講座教授 Peter H. Buschang先生によりhyperdivergent症例における下顎の前方成長について、関節窩の後部変位が下顎顆の後部成長よりも大きいことを示し、下顎の回転が最も重要な要素であることを解説されました。

特別シンポジウムでは、「東アジアからの新たな知と技の発信」をテーマとし、中国矯正歯科学会会長Yuxing Bai先生、 日本矯正歯科学会理事長 清水典佳先生らがご講演されました。

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特別講演2では、国立研究開発法人理化学研究所多細胞システム形成研究センター器官誘導研究チームチームリーダー 辻 孝先生が顎口腔領域における再生医療の最新研究についてご講演されました。

今回の学会参加では専門医資格更新のための症例審査も合格し、所属委員会の会議にも出席してplenty workをこなすとともに、スープカレーやラーメン等ご当地グルメも堪能して、無事帰宅の途に就きました。
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2017年10月13日

9月19日(火)19時30分より横浜中華街の聘珍樓において第35回KOC(神奈川矯正スタディクラブ)例会が開催されました。

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今回は神奈川歯科大学横浜クリニック横浜研修センター矯正歯科教授である不島健持先生をお招きし、複合現実感を伴う手術シミュレーションシステムManMoSや急速拡大(Rapid Expansion)が上顎の成長のコントロールの効果に及ぼす影響ついて症例を交えて、ご講演い
ただきました。
私たちKOCメンバー一同、美味しい中華料理に舌鼓をうちながらも、きちんと新たな知識を吸収してきました。

また、これまでKOC会長としてKOCを牽引してきていただいた鎌田正毅先生が勇退され、前田眞琴先生が次期会長として選出されました。
今後も前田会長のもとKOCメンバーとして日々の研鑽に励みたいと思います。

2017年5月10日

4月16日(日)に箱根湯本の河鹿荘にて日本臨床矯正歯科医会神奈川支部の平成29年度総会・懇親会が開催されました。

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午後1時半より各委員会、3時より総会が開かれ、6時半より懇親会が催されました。今年度は開催場所の旅館に宿泊するということで、懇親会の後にはサテライトセミナーも開催されました。

私は支部長より今回のサテライトセミナーでの講演を依頼されていたこともあり、第1部として1時間程度診療室の移転についてというテーマでお話させていただきました。

さいとう矯正歯科医院が現在の診療室に移転して2年が過ぎましたが、そもそもなぜ湘南台という地域で開業したのかに始まり、今回の移転理由やその経緯などについて、スライドをまじえてお話させていただきました。

第2部では、2月に行われた本会の本部役員選挙で神奈川支部から2名の先生が選出されたこともあり、6月より本部役員として本会の執行に携わる先生に今後の矯正歯科医会の展望についてご講演いただきました。出席者の活発な意見交換もあり、盛会の裡に、サテライトセミナーも閉会しました。

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2017年2月27日

平成29年2月22・23日に成田市のヒルトン成田にて日本臨床矯正歯科医会千葉大会が開催されました。

大会テーマは「成長期の不正咬合を考える-連携の新しい形-」ということで、主に成長期における矯正歯科治療に関するセミナー、シンポジウムが開催され、多く会員が出席されました。本会の学術大会はスタッフプログラムも充実しており、さいとう矯正歯科医院の常勤スタッフも全員参加しています。

臨床セミナーは「骨格性上顎前突の早期治療について考える」というテーマについて、
・上顎前突関連の文献レビュー
・会員アンケート調査結果報告
・東京歯科大学歯科矯正学講座 末石研二教授の講演
・ディスカッション(質疑応答)
という構成内容で開催されました。末石先生の講演では、日本矯正歯科学会の「矯正歯科診療のガイドライン-上顎前突編-」の制作・検討過程について詳細に解説していただきました。

シンポジウムでは、「学校歯科健康診断、歯列・咬合・顎関節の事後措置における地域連携を考える」をテーマとし、コーディネーターに東京医科歯科大学名誉教授 黒田敬之先生をお招きし、本会会員の中村 道先生をはじめとする3人のパネリストの先生方を交えて、学校歯科健康診断後における矯正歯科専門医の役割、連携活動についてデスカッションしていただきました。

スタッフプログラムでは、カウンセリング心理学、スマイルトレーニング、MFT、PMTCに関するセミナーや日常生活における悪習癖に起因すると考える不正咬合についての講演、19のテーマに分けたラウンドテーブルディスカッションが開催され、当院のスタッフも参加させていただきました。

講演後は当院のスタッフと会場であるヒルトン成田の和食レストランにて食事会を開き、
スタッフ同士の親睦を深めた後、各自帰宅の途に就きました。

2017年2月 9日

 平成29年1月22日(日)18時より横浜聘珍楼本店にて、日本臨床矯正歯科医会神奈川支部新年会が開会されました。

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 当日は神奈川県歯科医師会第15回学術大会が県歯会館にて開催されており、神奈川支部学術委員会は毎年この学術大会で研究発表を続けています。今回も鎌田秀樹先生がポスター発表されており、その慰労を兼ねて学術大会当日の夜に神奈川支部の新年会を開催する運びとなりました。

 今年は来賓に松井県歯副会長をお招きするとともに、今後本会に入会予定の先生方にも参加していただきました。
 以前、さいとう矯正歯科医院に非常勤で勤務されていて、昨年末に横浜市旭区の相鉄線鶴ヶ峰駅前で開業された竹之内裕行先生も参加されました。
 入会予定の先生方の自己紹介など和やかな歓談の輪が広がり、盛会の裡に閉会となりました。


 2月4日(木)には、神奈川支部学術委員会の研修セミナーが横浜で開催されました。

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 講師には、古賀正忠先生をお招きし、日本の矯正歯科創成期の話やStraight wire edgewise systemのこれまでの経緯、矯正歯科の専門教育の在り方についてご講演いただきました。
 適切なブラケッティングのヒントやフィニッシングの要点など日常の診療において再確認すべき内容で、大変有意義な時間となりました。

2016年11月25日

161117_1.jpg 平成28年11月17日(木)18時よりベルサール飯田橋にて東京矯正歯科学会秋季セミナーが開催されました。

今回のテーマは『上顎犬歯による前歯部歯根吸収症例の診断と対応』ということで、私たち矯正歯科専門開業医が日頃より経験する身近なテーマでした。最初の講演は、同門の東京医科歯科大学咬合機能矯正学分野講師の簡野瑞誠先生より、前歯部叢生の早期治療においてしばしば引き起こされる可能性がある「犬歯の萌出位置異常に伴う重度の前歯歯根吸収についてのお話」でした。

数多くの症例を見せていただき、犬歯の萌出位置や萌出スペース不足の程度によりどのような対処をすべきか解説していただきました。

161117_2.jpg 次に日本大学歯学部口腔外科学分野教授の外木守雄先生より犬歯の開窓牽引術の適応と保険請求上の問題についてお話ししていただきました。口腔外科サイドからみた埋伏歯の開窓に伴う診断・手術手技について詳しく解説していただきました。

 最後に嘉ノ海龍三先生より犬歯が埋伏するメカニズムについて、歯帯孔の位置と犬歯の萌出方向、歯小嚢の膨らみ方と萌出方向、歯根の成長段階との関係について、さらに歯根吸収について歯小嚢と歯根尖の位置と歯の動揺との関連について解説していただきました。

 今回のセミナーも明日からの臨床にすぐに役立つ内容で、矯正専門開業医にとって有意義な講演でした。

2016年11月14日

161107_2.jpg 平成28年11月7日~9日まで徳島市にて第75回日本矯正歯科学会大会が開催され、それに先立ち6日に同市にて市民公開講座も開催されました。

市民公開講座では、広く市民の方々に矯正歯科治療の必要性をお伝えするとともに、同時に歯並びや咬み合わせの無料相談コーナーも併設されています。今回は「リハビリメイク」という演題でフェイシャルセラピストのかずきれいこ先生、「よく噛みことは楽しく生きること」という演題で徳島大学歯学部教授の田中栄二先生がお話しされました。

私も日本臨床矯正歯科医会広報委員会の一員としてこの市民セミナーに協力するために、6日の朝から徳島入りしました。今回の市民公開講座では200名以上の市民の方々にご参加いただき、お口の健康への意識を高めていただいたと思います。

161107_3.jpg 翌日の大会初日は、専門医更新の症例審査を受けるために、今回のメイン学会場であるアスティ徳島に向かいました。
日本矯正歯科学会専門医は5年毎に資格更新のための症例審査を受ける義務があり、今回は日矯学会の専門医資格を取得してから2回目の更新症例審査となりました。

その後、もう1つの会場である徳島文理大学にてサテライトセミナー2に参加しました。講演内容は先天性多数歯欠損症例についての基礎的・臨床的な考察で、矯正科医局同期の明海大学歯学部教授の須田直人先生の話から始まり、それを座長として同期の九州歯科大学歯学部教授の川元龍夫先生が進行するという、個人的に感慨深いものでした。

161107_4.jpg 2日目午前は、メイン会場にて歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正歯科治療のバーティカルコントロールの限界と長期安定性についての考察に関する講演を聞きましたが、日頃より臨床にてアンカースクリューを多用している開業医にとって大変興味深い内容でした。

午後は、女性の社会進出に関するシンポジウムに参加しました。福岡歯科大学理事長の水田祥代先生や矯正科医局の先輩である野村泰世先生、女優の水野真紀さんらの「医療現場で働く女性へのメッセージ」と題したお話は、男性の私が聞いても感銘を受けるような内容でした。

161107_1.jpg 最終日の9日午前は、マルチブラケットシステム治療の効率性と安定性と題して、スタンダードエッジワイズ法が確立された後のストレートワイヤー法をはじめとする各種治療法のエッセンスについて、新潟大学歯学部教授の齋藤 功先生をはじめとする4人の先生方が講演されました。スタンダードエッジワイズ法が確立されて以降、ストレートワイヤー法等各種矯正治療法の優位点と問題点についてお話していただきました。

9日午後は、JOSフォーラムにて各委員会の報告を聞いた後、専門医の更新審査に合格して展示していた症例ファイルと模型を撤収し、徳島市を後にして帰宅の途に就きました。

2016年9月30日

160929_2.jpg平成28年9月29日 神奈川県歯科医師会が主催する学校歯科医基礎研修プログラムが神奈川県立音楽堂で開催されました。

私も藤沢市の委任により市内中学校の学校歯科医を担当していますので、毎年6月には全校生徒の歯科健診を行っています。

学校歯科医基礎研修は有効期間が「7年」に設定されており、今回はその更新のため
受講しました。

160929_1.jpg会場は定員1,000名の大きな講堂でしたが、神奈川県下の学校歯科医の先生方が多数集まり、ほぼ満席の状態でした。

3時間以上にわたる研修講義が終わるころには、あたりはすっかり暗くなっていました。

さいとう矯正歯科医院 理事長・院長 齋藤康雄

さいとう矯正歯科医院
理事長・院長 齋藤康雄

【略歴】
1988年 日本大学歯学部卒業
同年 東京医科歯科大学 歯科矯正学第一講座入局
1993年 東京医科歯科大学 歯科矯正学第一講座退職
同年 中島矯正歯科クリニック 勤務
1995年 中島矯正歯科クリニック 退職
1995年 さいとう矯正歯科医院 開設 現在に至る
2011年 医療法人社団 凛湘会 さいとう矯正歯科医院 開設

【資格】
1988年 歯科医師免許取得
1993年 日本矯正歯科学会 認定医 取得
2004年 神奈川県更生・育成医療担当機関に指定
2006年 神奈川県顎口腔機能診断施設に指定
2008年 日本矯正歯科学会 専門医 取得

【受賞】
2006年 日本臨床矯正歯科医会 症例展示アンコール賞

【所属学会】
・日本矯正歯科学会
・日本臨床矯正歯科医会
・東京矯正歯科学会
・日本顎変形症学会
・歯科理工学会
・アメリカ矯正歯科学会(AAO)
・日本口蓋裂学会
・口腔病学会 その他

【所属団体】
・日本歯科医師会
・神奈川県歯科医師会
・藤沢市歯科医師会