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過蓋咬合

治療後
過蓋咬合

投稿日:2021.08.01カテゴリー:過蓋咬合

 過蓋咬合(かがいこうごう)とは、前歯の噛み合わせが極端に深い状態のことをいいます。噛み合せたときに、上の前歯が下の前歯に深く被さり、正面から見ると下の歯が隠れてしまいます。過蓋咬合は、その歯並びそのものが気になって治療を始めるというケースは少ないですが、下の前歯が上の前歯の裏側の歯肉を噛んで歯肉が炎症を起こしたり、顎関節症の症状が起こったなどを理由に歯科医院を受診して過蓋咬合が発覚し、矯正治療に至るケースが多いと言えます。

初診時年齢 10代 女性
主訴 前歯の歯並びが悪い、上顎の歯ぐきを噛んでしまうことが気になる。
矯正装置 マルチブラケット装置(表側)、J-hook
治療期間 2年2か月
治療費 60万円+毎回の調整料(4000円)
診断 上顎左右4番抜歯 マルチブラケット装置による個性正常咬合の確立
治療 [リスク・副作用]上下前歯を圧下させて深い咬み合わせを改善する必要があったため、前歯の歯根吸収のリスクが高いこと。