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2013年2月20日

日本矯正歯科学会 専門医審査試験とは

矯正専門医試験にチャレンジするだけでも相当の条件(認定医になってから10年以上経っている、学会に12年以上所属しているなど)があるのですが、専門医審査で最も難しいのは、課題に沿った症例を準備し、かつその治療結果が良好なものでなければならないということです。

矯正歯科専門医課題10症例
専門医試験に求められる症例の種類は、条件が非常に細かく多岐にわたるため、治療経験の少ない矯正歯科医では「課題症例に沿った患者さんが来院したことがない」ということさえありえるでしょう。

治療開始から終了時まで、できるだけすべての症例において治療終了後2年経過した状態も提示しなければなりませんので、1症例につき4~5年の経過を見ることが必要となります。もちろん、治療結果が良好でない症例があれば不合格となります。

矯正歯科専門医患者さんの同意書
専門医試験に提出するすべての症例には、試験に使用することを患者さんあるいは保護者の方にご説明し、同意書をいただくことが義務付けられています。

専門医には矯正歯科治療の技術だけではなく、医療に携わる者としての倫理観を持つことが求められており、患者さんや保護者の方との良好な信頼関係が保たれていることを証明するための条件ともいえます。

そして、提出する書類等をすべて揃えることができればそれでよいというわけではなく、各々の症例についての審査と口頭試問もあります。審査の公平性を保つために、受験者と審査委員の名前は一切公表されずに行われます。

日本矯正歯科学会 専門医番査試験とは
提出を義務付けられる症例ファイルと口腔内模型。各症例の特徴やその治療経過、顔面・口腔内写真、治療前後のレントゲンの分析データなど、課題症例ごとに詳細な資料をファイリングしています。口腔内模型は、矯正歯科治療前後および保定観察終了時のものを提出します。

当院の院長は大学卒業後、矯正歯科専門医を目指し、東京医科歯科大学歯学部歯科矯正学第一講座に入局しました。矯正科専攻生および大学付属病院矯正科医員として勤務し、退官後は医局OBで矯正歯科専門医院を20年以上開業されている先生のオフィスにおいて経験を重ねて、開業いたしました。

開業して13年目ということもあり、専門医試験に合格する自信はありましたが、ファイル作成や口頭試問に向けて相当な時間をかけて準備しました。おかげさまで、第3回試験に合格することができました。

日本矯正歯科学会 専門医名簿一覧はこちら

矯正歯科専門医これも、専門医試験受験にご協力いただいた患者さんやその保護者の方々、当院に患者さんを紹介してくださる近隣の一般歯科の先生方、そして日頃のスタッフの協力によるものと感謝しております。

日本矯正歯科学会認定の「専門医」であることは、患者さんにとっても信頼できる矯正歯科医院を見つけるための基準となると思われます。

私たちスタッフ一同は、この資格に恥じることのないようより一層努力していく所存ですので、これからもさいとう矯正歯科医院をどうかよろしくお願いいたします。

1. 矯正歯科治療専門クリニック

日本矯正歯科学会認定医当院の院長は日本矯正歯科学会の認定医であり、当院は専門医の資格を有した医療機関です。

日本矯正歯科学会における認定医制度は、矯正歯科医療の水準を維持し向上を図ることにより適切な医療を提供することを目的として創設され、矯正歯科治療に関して適切かつ充分な学識と臨床経験を有し、この目的を遂行できる者を「学会の認定医」としています。

認定医の資格は、5年以上日本矯正歯科学会に属し、学会が認めた大学の附属病院や矯正歯科医療機関において5年以上にわたり相当の臨床経験を有し、学術誌に矯正歯科臨床に関する報告を発表し、審査に合格した者に与えられます。

そして専門医制度は、さらに高いレベルの制度として2006年に創設されました。より高度な臨床技能と学問的知識の向上を目指し、他分野と連携することによって、国民の健康と福祉に貢献することを目的としています。

矯正歯科治療専門そのために、社会人としての良識や医療人としての高度な倫理観を持ち、絶えず自己研鑽を積み、国民に積極的に情報提供を行い、国際的視野を持って矯正歯科医療の発展に奉仕しなければなりません。同時に、認定医および専門医を目指す歯科医師の模範となり、その育成と臨床研修を援助できる者を「学会の専門医」としています。

専門医資格は、認定医資格を有し、長期に日本矯正歯科学会に属することを条件に、臨床試験として現代矯正歯科医療における代表的な症例の提示と試問審査に合格し、さらに学術大会においてこれらの症例報告を行った者に与えられます。審査は不正が許されないよう厳正に行われ、症例の治療結果も極めて厳格に評価されています。更新は5年ごとに症例を報告し、審査に合格することが必要です。

矯正歯科医会また当院は、日本臨床矯正歯科医会の会員です。矯正歯科医会は1972年に設立された矯正歯科治療のプロフェッショナル団体で『よい咬み合わせときれいな歯並びによって心身の健康を育む』を治療目的とし、見た目の美しさだけでなく、咬み合わせの改善、咀しゃく機能の向上、お口全体の健康増進など、総合的に取り組んでいます。

また、保健教育活動にも積極的に参画し、8020財団と協力して市民セミナーの啓発活動を行うなど、社会に受け入れられる公益活動を展開しています。

そして、矯正歯科分野以外の各種専門家とも連携し、全人的医療を行える医療環境を整えていくとともに、矯正歯科治療を通じて社会に貢献しております。

【2】精密検査 約60〜90分

精密検査では、診断・治療方針を決定するために必要な資料を集めます。不正咬合の診断、治療方針を決定するための重要な検査ですので、予約制にて60~90分ほどのお時間をいただいております。精密検査には、一般検査と必要に応じて追加される検査があります。

▼精密検査の項目
・問診
・口腔内診査
・顔面写真、口腔内写真
・矯正歯科治療学的検査
・口腔内印象(歯の型)採得、咬合採得
・レントゲン検査
 頭部X線規格写真(セファロ側貌・正貌)、パノラマX線写真、デンタルX線写真、顎関節X線写真

▼追加検査の項目
・カリエスリスク検査
・顎運動機能検査
・CTレントゲン検査
・セットアップモデル(治療後の予測模型)

採取した資料を詳しく分析して治療方針を決めますので、検査結果については約4週間後の診断の際にお話しさせていただきます。
2. 精密検査


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