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インプラント矯正の手順

【1】インプラントスクリューの植立
表面麻酔浸潤麻酔インプラントスクリューの埋入消毒

術後腫れることもありますが、2~3日で治まりますので心配ありません。術後に痛みが残る場合は鎮痛剤を処方いたしますが、基本的に日常生活に支障をきたすことはありません。

【2】インプラントスクリューの経過観察
スクリューの植立が安定するまで、最初の2週間ぐらいはあまり歯ブラシなどを当てたりせずに安静にします。安定するまでおよそ2~3か月待ちます。

【3】歯の移動の開始
十分安定したら、スクリューを固定源として、エラスティックやコイルスプリングを使って歯の移動を開始します。治療中にスクリューが緩んだり外れてしまったりしたら、再度新しいスクリューを違う部位に埋入します。

【4】インプラントスクリューの撤去
歯の移動が終わり、スクリューが不要となったら撤去しますが、埋入時と逆回転して外します。その際、ほとんど痛みは感じません。外したあとは、およそ1週間以内に元の状態に治ります。

固定源を確実にコントロールすることは、矯正歯科治療において最も難しい課題です。通常の矯正歯科治療において、歯の移動に際しては強固な固定源が求められるケースが多くあります。しかし、作用・反作用の法則に従えば、固定源となる歯を動かさずにほかの歯を動かすことはほとんど不可能といえます。

このことにより、これまではヘッドギアなどの顎外固定装置を固定源の加強のために使用してきました。ヘッドギアなどの矯正装置は可撤式(取り外しができる)装置ということもあり、患者さんの協力度にその効果がゆだねられることとなり、十分な協力が得られない場合、良好な治療結果が得られないことも多々ありました。

インプラント矯正を選択することによって強固な固定源を確保して矯正歯科治療ができるようになったということは、ドクターにとっても患者さんにとっても非常に意義のあることであり、これまでよりはるかにトリートメントプランが立てやすく、また実行できるようになったといえます。


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